今日は2冊

『もやしもん』11巻 石川雅之

菌が見えるという男子農大生、沢木直保（さわき ただやす）が主人公。

いつの間にか、親友の蛍（けい）くんが、周囲から普通に直保の『彼女』扱いされている…。

ちなみに蛍くんは、誰もが認める女顔で、ゴスロリ衣装を身にまとった、美少女にしか見えない外見。

でも性格はちゃんと男のコ。

このところ、『もやしもん』はストーリーが迷走していて、どこに行こうとしてるのかわからない…イヤ、それは元からだったかも？



『主に泣いてます』6巻 東村アキコ



先日書いたブログで『海月姫』紹介させていただきましたが、同じ作者さんです。

美人すぎる故に、出会う男性達から言い寄られ、出会う女性達から嫉妬される主人公、泉さん。

そんな不幸な泉さんと、彼女を励ます愉快な仲間たちが繰り広げる物語…っていうか寸劇多め（笑）

モテすぎるのに、人生で幸せになった事のない重い設定の中、ちりばめられた数多くの、仲間たちのコントが、面白おかしくこのお話をギャグ漫画にしています。

支離滅裂な展開なので、ついてこれるヒトだけついてきてっ！というカンジ☆

今回もいろいろ大変な事になっています…！

警官に手錠をかけられてしまった泉さん。

助けにきている筈の皆は、何故か宝塚「黒蜥蜴」をアツく歌い踊り始めてしまう…！！

って、この説明で既にもう、なにがなんだか訳がわからないカンジに…。


この漫画に出てくる、脇役の方々がまたスゴイ！

名前さえない超脇役、もう二度と出てこないであろうキャラ達なのに、いちいちスゲー個性的なんです！！

脇キャラだけでも漫画が成り立ちそう…。


でも、私が好きなのはやっぱり海月姫かな〜？！