もはや、ふっくらしているのは、ほっぺだけじゃないんだぜ…?( ・`ω・´)
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今日の少女漫画。
『町でうわさの天狗の子』 ①~⑥(続刊) 岩本ナオ 小学館(フラワーコミックスアルファ)
Pとお付き合いの長い皆様及び、このブログをちょいちょい見てくださっている方は、既におわかりかと思いまするが…。
天狗、という妖怪的なキーワードに惹かれて、この本は選ばれました(笑)
そして、オビに「小学館漫画賞 少女向け部門受賞!!」と書かれていたことも、手に取ったポイントでした。
でしたが…、Pには、さほど楽しくなかったのです…!
おおお…何気にこのマンガのファンだという方がたくさんいそうなので、ココでこんな否定的な感想を書くのはちょっと恐ろしいのですが…。
しかしコレも個人の感想なので、ぶっちゃけまするヨ。
まずは作品紹介。
お山に天狗が存在している、という事実が、あたりまえのように受け入れられている主人公の地元。
その主人公は、女子高生で、天狗と人間のハーフ、刑部秋姫(おさかべ あきひめ)。
お父さんは、天狗。
お母さんは、人間(美人)。
秋姫は、天狗の血をひいているために、女のコといえども力持ち。
トラックを持ち上げちゃうことも出来るYO☆
けれど、見た目は大人しそうな外見で、同級生のイケメン、タケル君に恋する女のコ。
そんな秋姫の側にいつも居て助けてくれる存在、瞬君は、幼馴染みの男のコで、人間ながら天狗を目指し日々お山で修行中。
はじめ読んだ時、あ~この3人の三角関係になるのね~…って思ってたら、なんかそうはならなかった。
ネタバレになっちゃうので多くは書けませぬが、Pがあまり好きになれなかった理由は、主人公の秋姫です。
いつもヒロイン大好きーな、Pがめずらしくダメでありました…。
なんかこのコ、性格悪いカンジなんです…(苦笑)
いえ、決して性格悪くは描かれていないんですけど、Pがそう受け取ってしまうというか…。
だってね、⑥巻まで読んでいるのに、いまだ自分の本当の恋心に無自覚、相手の自分への好意に無自覚で、周りを振り回しているんですもん!
うざ…っ!!
天然とかいうレベルでは許されませんぞ!
秋姫の周囲にいる友人、イイコばかりなのですが、秋姫が自分の中のジェラシー心に気付かず、ライバル的な女のコに何をされた訳でもないのに、「ちょっと苦手…」とか思っているし!
なんだソレはー!
Pから見ると、そのライバル的な立場のコの方が、秋姫よりもとてもイイコなんですよ。
あと、瞬君を個人的に応援しているので、勝手な秋姫に翻弄される彼がカワイソウなのです。
そんなカンジで、秋姫にかなりイライラさせられながら読んでいました(笑)
絵的には、素朴な嫌味のない絵柄で、黒髪にツヤベタとか一切ない珍しいタッチですが、独特で上手い作家さんだな~!と思います。
昔の少女マンガっぽいというか…BANANA FISHの吉田秋生さんの絵とかみたいな。
もっとずっと可愛らしい絵ですが。
しかし主人公がもったいない。
性格かわいくない…。
早く自分の中の本当の気持ちに気付いて、話を(恋愛を)進めて欲しいんですけども、次巻も期待できなさそう~。
瞬君、報われないわ~…。
ちなみにこのマンガ好きな方がいたら、良いと思うところを教えて欲しいです!
なんかな~。Pが、せっかちなんかな~?
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