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宮澤賢治 原作

映画『グスコーブドリの伝記

を観てきました。



Pは原作未読なのですが、この映画たぶん失敗してる…?気がします。


木こりの父と、畑で作物をつくる母、兄のブドリと妹のネリ。

一家は山で静かに暮らしていましたが、ある年、飢饉で食べ物がなくなってしまいます。

父、母…と両親が家に戻らなくなり、残されたブドリとネリの兄妹。

2人はお腹を空かせながら、山でなんとか食べられるものを探して暮らしていました。

そこへ今度は人攫いがあらわれ、妹をさらっていってしまう…!

たった1人になってしまったブドリは山をおりることに。

途中で様々な人達と出会い、様々な仕事をしながら、ブドリは街へと出ていく…。

みたいなはじまり。


映画はシンプルな話だからか、テンポが悪すぎて、ヘンな間がたくさんあり正直辛かったです。

物語に集中できず、途中で我にかえって退屈してしまう…!


絵はキレイだし、音楽も雰囲気があって素敵なのですが…、ただ肝心のストーリーがイロイロと消化不良…。

どうやら映画は、ちょっとしたところが原作と違う模様。

きっと原作通りに描いてくれた方が、もっとメッセージが強く伝わって感動作になったんじゃないかと思いました。

なんか、ラストに入る曲『生まれ来る子供たちのために』(小田和正)の歌詞の方が、かえってメッセージ的な部分をわかりやすく教えてくれてるカンジ。

あの曲が入らなかったら、この映画台無しになってたといっても過言じゃない程に…( ;´Д`)





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