もはや、ふっくらしているのは、ほっぺだけじゃないんだぜ…?( ・`ω・´)
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5さつめ読了。
4さつめのエピソードのすぐ続きの話で(4さつめからは、21年という長い年月が経ってからの出版になりましたが)、アリエッティ達は牧師館に、親戚達は教会へと引越してきました。
小人たちは人間に頼って生きているために、常に安全な生活というのが難しく、次々と移り住まなければならない運命の様です。
そこで図書室に住んでいた、『ピーグリーン』という新キャラクターに出会います。
片足の悪くて、走ることの出来ない小人の男のコです。
本に囲まれて生活していたので、詩を書いたりするインテリなんだけど、礼儀正しい、いいこです。
でもね、彼が登場したことによって、Pのすきなスピラーの登場が減ったような気がしなくもないんですよ…。
いや減った。
またピーグリーンが、スピラーと違ってよく喋るキャラですし。よけいに。
あと、成長した親戚の子の『ティミス』もたくさん登場して(子供ゆえに無鉄砲で危険にさらされる役割…)、そしてスピラーの登場がさらに…(哀)。
そもそも、スピラー1冊目には登場しないから、ジブリ映画にも出てこないんじゃないだろうか!?
なんかアリスを観に行った時、映画の予告に出てきた人間の男のコが、いいかんじの優男風だったし!
あきらかに人間の男のコ、人気でそう!!
ス、スピラー!!!(泣)
今回の物語もきっかり、すっかり終わりという感じではなく、作者によって途中で終わらされた感でいっぱいです、P的にはね。
なんかいろいろ、あとは読者のご想像におまかせします、な感じにまとめられていまして、あんまりまかせられるの好きじゃないPです。
白黒ハッキリしているのが好きです。
しかも最後の方になって、アリエッティとスピラーが軽く喧嘩ぽくなって、仲直りしてないまま終わるという仕打ち(笑)
酷っ…スピラーかわいそう!
Pはスピラーを応援しています!
このままだと自己補完のために、仲良しアリエッティ&スピラーの同人誌を探し求めてしましそう…それか、自分で描くとか…時間ない…読みたい!
メアリー・ノートンは、人間の文明依存の生活の危機感を言いたかったために、常に『安全』とは言い切れないアリエッティ達小人にそのメッセージを託しているぽいのですが(あとがきを読んで)、それでもラストはやっぱり心残りのないような、気持ちのいい終わり方にスパっとして欲しい…と思いました。
でもまあ、面白かったです。
だって、5冊目が今までで一番厚みがある本でしたが、今までで一番早く読み終わりましたから。
これから読み物がなくなってしまって、すこし寂しいきもち。
ふー。
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